オートバイショップで働くお姐の日記です。

続・バイク屋お姐日記

納車説明?の巻

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週末は納車が目白押し。
うちのお店は案外初心者の方も多い。
お姐がバイク屋になるまえに買ったオートバイショップは
仕様説明は全然してくれなかった。
「はい、どうぞ。」
と渡されてお店の人がいなくなってしまい
とてつもない不安感を覚えた記憶がある。
そういう経験から、初心者のお客様にはリクエストがあれば
走り方の実演?をしたり、裏の道で練習してからお帰り頂く
ということもやってしまうお姐である(*^o^*)
Mさまも免許取得後全然乗っていなく、ご来店したときから
興奮気味のお客様だった。
「いやー、昨晩クラッチが左だということを
思い出しましたよ。走れるのか疑問です。」
「走れば思い出しますよ。」(*^o^*)
「そうですよね。ギアってずっと踏むんでしたっけ?」
「いえ、リターン式ではなく、下が一速、その上がニュートラル、
更に上が2速、3速と上がっていきますよ。」(*^o^*)
「そういえばそうだったような・・・。」
「で Mさまは、どちらまでお帰りになりますか?」(*^o^*)
「えっと・・・。うちどこだっけ?(笑)興奮しすぎて頭真っ白です。
登録証も忘れてきてしまいました。」
「あははは、大丈夫ですよ。あとでFAX下さい。ご住所は
データ見て地図出して道ご説明しますから。」(*^o^*)
「あのぉ、仕様説明って・・・。」
「今からしますよ、大丈夫です。」(*^-^*)
ゴリちゃんが始動からウインカーの点滅、ギアの入れ方
そしてガソリンの給油方法まで詳しく説明を始めたのだが
M様は熱心にメモを取っていた。
「あ 清書していいですか?」
「もちろんです 笑」
なんとM様のメモは全部筆記体(英語)でかかれていたのだ(^o^;
「あれ?M様って外国の方でしたっけ?」(*^o^*)
「いえ、日本人ですけど、こっちの方が書くの早いんです。」
「ああ、なるほど、宇宙人ですね。」(*^0^*)←ぼこん!
M様は暫く清書した文章を読み返していた。少し日が暮れ始めていた。
「暗くなる前に帰りますか?」
「帰ります!あ まず給油するんですよね。」
「そうです。心配でしたら隣(ガソリンスタンド)で
入れていきますか?」
「そうします。」
ゴリちゃんが隣までついていってお見送りした。
「無事出発されました。多分・・・・大丈夫だと思いますっ。」
その後約2時間してFAXが送られてきた。
「TO ゴリさま 無事に帰宅しました。 フロア Mだって。」
「無事でよかったですけど、やっぱり英語ですね、オネェ。」
「・・・・。」(^o^;
フロアぢゃなくてフロムだってばあ(^0^;;;>ゴリちゃん@野蛮人?(笑)

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