オートバイショップで働くお姐の日記です。

続・バイク屋お姐日記

深夜のドラマ?

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営業時間が終わってブー店長が配送に行くということで
お姐は一人でお留守番(*^o^*)
「しめちゃってもいいですから。」
とブーちゃんは出かけたけど
ぢつはお姐は非力でシャッターが閉められないのだ(^o^;;;
ということでオープンしたまま閉店中?!(自爆)
パソコンで杉並店専用のオーダーシート作りに
精をだしていたところ、
改造オートバイを引いたお兄さんが現れた。
「ココ隣と同じ?」
「いえ、違いますけど。」
「マイナスのドライバーないっすか?貸してもらっていっすか?」
「いっすよぉー」(←何気に言葉を合わせるお姐 笑)
そこにもう一人コワモテのお友達も登場。店の前で2人で調整を始めた。
「外だと暗いからお店の中の明るいところに入れて
やっていいよぉ。」
「いや、でもバイクこんなんっすよぉ。」(遠慮モード)
「族車仕様でしょ?全然いいよお。」\(*^▽^*)/←面白がっている
「すみません。」
どうやらアイドリングの調整をしているようだった。
調整はうまくいったようで、ドライバーを返しながら、
「これどうぞ。」
とお兄さんがコンビニの袋を差し出した。
中には午後ティーとブドウのガムが入っていた。
「わーい、ありがとう。かえってすみません」(*^0^*)←マジ喜
「いえ、こちらこそ。」
「ココは最近オープンして原付とかしか置いてないけど、
仙川に中型以上のお店あるんだよ。」
「あ 俺らも地元そっち方面です。」
「ぢゃ、遊びに来てね!工具くらいいつでも貸すから。」
「はい、遊び行きます!」(素直なお兄さん達)
「気をつけてね!」
「ありがとうございましたっ。」
礼儀正しい族車のお兄さん達は帰っていった。
その後、職権乱用?して頂いたガムを
くちゃくちゃと食べていたら
今度は血相を変えた男の人が飛び込んできた。
(何何??壊れた?事故?修理?)
と一瞬頭の中を色々なことが駆け巡ったお姐だったが
よく見ると隣の角にある高級オートバイショップのオーナーだった。
「凄いんですよ、車が炎上して消防車が何台も来たのに
消えないんですよ!!」
「え”、近くですか?」
「そこの角ですよ。」
「そーいえば、なんか沢山消防車やパトカーが通り過ぎていくと
思ってましたよお」(*^o^*)←のんき
その言葉に誘われ一緒に外に出てみたら
現場は交差点の対角のほんの20メートルほどのところだった。
「さっき渡って見に行ったんですけど、
ボディの下が燃えて火柱が上がっているのでガソリンに
引火したら爆発もありえますよ(汗)
そしたら店のガラス全部吹き飛んじゃいますから、慌てて
お知らせにきたんですよ。」
「そりゃ、タイヘンですね!!(怖) あ でもうちのお店ガラス
ないから大丈夫ですね。」(*^0^*)←能天気
「はははははは・・・。」(苦笑)
それから暫くお隣のオーナーと立ち話。
「うちは日本に1台しかないオートバイがあるんですよ。あと
momoのヘルメットも入れています。」
「凄いですね。ぢゃ、うちのお客さんがヘルメットがないって
言ったらご案内しますね。」(*^o^*)/(←全然わかってない人)
「いや、momoのメットは4万5千円から6万はしますよ。(汗)」
「うわっ、それぢゃ、うちのオートバイ1台買えちゃうので
無理ですね。」(^o^;;;
「はははははは・・・。」(苦笑)
外国車や高級グッズを置いているお店の横に
雰囲気ぶちこわし?のうちのお店がオープンしたのに
いやな顔ひとつしない心広いオーナです(感謝)
夜は長い(笑)
また暫くして今度は旧車のお兄さんが店の前に
止まった。
「整備修理承ります。」
の看板をじーっと見ている。
「壊れちゃった?」
とお姐が出て行ったら
「そうなんです、ギアが・・・。営業時間何時までですか?」
「8時」(*^0^*)
(現在の時刻12時 大爆)
「ぢゃ、ダメですか?」
「全然いーよ。」(*^0^*)←無責任
「でも、これは私ぢゃ直せないから店長がもうすぐ帰ってくると
思うので待ってもらえます?」
「大丈夫です」
即ブー店長に電話。
あと15分くらいで戻ってくるということが
わかり、暫く待ってもらうことにした。
抜本的な解決には部品交換が最低2箇所は必要な修理だったのだが
とりあえず乗っていかなければならないということで
ブー店長がうまいこと応急処置。
お兄さんは喜んで帰っていった。
まだまだ夜は続く(笑)
今度はバックランプが切れて球が欲しいという
お客様が来店。
あいにくサイズの合う球がなかった。
「ちょっと歩くとドンキがあるので、球はずしていって
そこで合いそうなの買ってきてください。取り付けだったら
ただでやりますから。」
お兄さんは買いにいった。
結局、ドンキにもサイズの合う球がなかったのだが
「テールレンズを外して球を赤く塗っておけば
とりあえずは捕まりませんから(笑)」とブー店長
そういってお兄さんから球をもらい
お姐が赤マジックで塗り塗り(*^o^*)←塗るの得意
お兄さんはとても喜んでくれた。
「ここは何時までですか?」
「8時」\(*^▽^*)/
「はははは・・。」
(時刻1時30分過ぎ)
長い一日でした。
<本日のお姐の売上げ>
午後ティー・ブドウのガム
以上でした(*^o^*)←おいおい

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