オートバイショップで働くお姐の日記です。

続・バイク屋お姐日記

怪獣の心得?

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今日は例によって杉並店でお留守番(*^o^*)
ブー店長のいいつけの作業が終わった頃、ブー店長は
帰ってきた。
が、その直後、向かいの側道で事件は起こった。
「キキーっ、ドカンッ!!!」
なんと車が横転したのだ(驚愕)
「うわ、タイヘン!!ころんだころんだよー!
ブーちゃん救急車呼ばなくちゃ!!」(超焦)
「あれなら大丈夫っスよ。」(平然)
「大丈夫ぢゃないよお。」(大汗)
といったと思ったら横になった車のドアが
上にパカっと開いてなんと運転手が車から出てきた。
思わず店の前に飛び出していたら、隣の高級バイク店のお兄さんも
でてきた。
「横転しましたね。」
「そうっスね。」
「起こしてきましょうか。」
「そうしますかね。」
お兄さんとブー店長は何事もなかったかのように
並んで横断歩道を渡り始めた。(慌ててお姐も追従 笑)
「怪我大丈夫ですかあ?!」
とお姐が大声で叫んだら
「大丈夫ですぅ!」
と運転手さんは答えた。
(ほっ)
でも道路をほぼふさいで横転している車を前に
運転手さんは途方にくれていた。
「起こしますよ。」
「え 起こせるんですか?」(驚)
お兄さんは上部をブー店長は下の方に手をかけた。
「せーのっ!」
なんと本当に車は持ち上がり始めた。
慌ててお姐も加勢(笑)
「ごろんっ」
車は起き上がった。
「邪魔になるからとりあえずまっすぐ動かした方がいいですよ。」
とお兄さんは言った。
「あ はいっ。」
片側の前輪がパンクしてドアミラが折れているものの
エンジンはすぐかかりなんとか端に寄せることができた。
「シャフトやアームは大丈夫そうだから、ホイールごとタイヤ変えれば
走れますよ。」
とブー店長は言った。
近所の人が集まり始めていた。
「じゃ、戻りましょうか。」
「そうっスね。」
またお兄さんとブー店長は並んですたすたと横断歩道を
渡り始めた。(慌ててお姐も追従 爆)
「お疲れ様でした。」
「お疲れ様です。」
何事もなかったかのようにお兄さんとブー店長は分かれた。
ーーーー店に戻ってーーーー
「すごいねー、ブーちゃんって
本当に怪獣だよねえ。」(*^0^*)←褒めてるつもり
「軽くらい2人もいれば人間でも(笑)簡単に起こせますよ。」
「お姐もちょっとだけ押したよ。」(*^-^*)←怪獣度アピール(笑)
「自分はかなり持ち上げましたけどね。」
「だよね。」(笑)
怪獣の心得
その1 動かせないものはないと思え。
        
            以上? (*^0^*)←ぼこん

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