オートバイショップで働くお姐の日記です。

続・バイク屋お姐日記

お姐大活躍?@机上の空論・・の巻

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寒くなったというのに、おかげさまで大忙しの整備陣営である。
チュンは寡黙に数台を掛け持ちして整備を進めている。
「ねえねえ、なんかお姐が活躍することない?(*^0^*)」
「じゃあ、おねえ、仕上げにバルクリ取ってください。」
「オッケー(*^0^*)/」
タペット調整は整備士学校の実習でももちろんやり
お姐的には得意な方だった、、はず(笑)である。
正確な測定をするためには、シックネスゲージを
両指で押さえつけて平行に測定する・・というのが
セオリーだった、、が(笑)
片指どころか、シックネスゲージも入らない(入れにくい)
というのが実際の車体である(汗)
「ねえねえ、チュン~、指はいらないよお(^0^;;」
「なんとかして入れてください。」
「ねえねえ、チュン~、スパナはいらないよお(^0^;;」
「じゃ、ボックス使うなり工夫してください。
あ” おねえ、Tマーク(TDCのこと)合ってますか?」
「ん? 多分(*^0^*)←←ぼこん!」
「まさか排気上死点になってませんよね?(汗)」
あわててチュンが飛んできて確認した。
「おねえ、、、バルクリ学校でやりましたよね?(怪)」
「やったけどさあ、、、学校のエンジンって
バルブ丸出しでさあ、フレームとかに乗ってなくて
もっとやりやすかったんだよねー(*^0^*)←威張るな!」
「そんなの実習になってないじゃないですか!(汗)
Tマークの合わせ方もやりましたよね?」
「うんとね、、4発のエンジンでピストンの位置が
かくしてあって、
バルブを触ってどれが圧縮上死点か?っていう
クイズ(←実習だってばあ)ならやったよ。(*^0^*)」
「なんですか?ソレ(汗)」
「でねえ、、いつもYくんとかセンセイとかが
計測する位置にまわしてくれるから、お姐はそれを
計っただけかも(*^0^*)←おいおい!」
「おねえ・・・・・、本当に大丈夫ですか?(呆)」
「ダイジョーブダイジョーブ(*^0^*)←妙に自信満々」
その後、レオちゃんが試乗に行って帰ってきた。
「レオさん、どうでした?」@チュン
「うん、調子はいいけど、音が・・・(絶句)聞いてみる?(笑)」
「キュルキュル、、、タペタペタペタペっ!!!」
「おねぇぇぇぇぇ~!!!!(怒)」@チュン&レオ声揃う
「調整する前より音大きくなるってどういうことですかっ!」
「あ” しかも おねえっ! シックネスゲージボロボロに
しちゃってるじゃないですかあ!!」
「えへへへ、ダイジョーブだよお。
ちょっとくらいタペットがズレていてもエンジン壊れないの
お姐知ってたもん(*^0^*)←まだ威張ってる」
「そーいう問題じゃないですっ!!」
ちなみにお姐が使用した0.03ミリのシックネスゲージは
ボロボロどころか
破れて穴が開いていたのだ(^0^;;;;
チュンが速攻直して事なきを得たのはいうまでもないが
チュンの仕事が楽にならなかったのも・・
いうまでもない(自爆)
当然ながらお姐には目下バルクリ禁止令が発令中である(自爆)
失敗は成功の元(*^0^*)/←図太すぎ?

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