街を歩いていて宅配便に遭遇しない日は
ほぼありえない昨今だと思うが
お姐の家の近所では、ここ数年トラックではなく
リヤカーを引いた自転車で配達している宅配便をよく見かける。
最初は思わずガン見するほど驚いたのだが
その光景はいつしか見慣れるものとなっていた。
その日は休日でたまたま車で幹線道路を走っていたお姐である
信号待ちをしている時に
リヤカー宅配便が曲がってきた。
わき道から歩道に入るのを何気なく見ていたのだが
ふとみると歩道の中に黄色のポールが立っていた。
宅配便のおじさんは、ポールの存在を全く意識していないように
見えた。
(おじさん、アブナイ)
が お姐の勝手な焦りとは裏腹に自転車はリヤカーを引いたまま
速度を一定に保ちコーナリングを開始
まさに歩道に入るところとなった。
(うわ、、リヤカーひっかけたらぶっころぶんぢゃ?)
一瞬目をつぶりそうになったお姐であるが
結局・・・怖いもの見たさで目を見開いた(*^0^*)←
するとおじさんはポールに接触するどころか、
ものすごいギリギリのクリアランスで
何事もなかったかのようにお姐の目の前を通過していったのだ
「おじさん・・・超Cool」)(*^0^*)/
思わず口に出し、走り去るリヤカーを振り返った
リヤカーには
猫のマークと「クール宅急便」の文字が
「なるほどぉ・・・そういう意味だったのか」
妙に腑に落ちたお姐である(*^0^*)←いや、違うだろう
「かっこいい宅配便」?・・・の巻
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