貴重な15分？・・・の巻

いつものように授業が始まる30分前に到着し
ぼぉーっと、自動販売機の前に立っていたお姐が
よりによって、
コーヒー抽出のボタンを押した瞬間に
D先生が声をかけてきた(＾0＾;;;
「あ　お姐さん、待っていたんですよ」
D先生の声は弾んでいる。。。
（ちっ　コーヒーが・・・
貴重な朝の一服タイムがぁ・・・）
と内心思ったお姐であったが(*＾0＾*)←ぼこん！
「先週お姐さんに質問（注：シツモン　笑）されたことを
わかりやすいように教材を用意しました。」
なんと、D先生は誰もいない実習室に案内してくれた。
そこには、、、、お姐のために設置された
実験の教材と
更にクリアファイルに入った配線図・測定値を記載する
用紙までが整然と用意されていた。
お姐が先週、気になって仕方なくシツモンしたのは
Y字結線されたステーターコイルの
N点そのもの・・だったのだが
2級2輪の講習ではN点はその存在のみで
実際に数値を測定したり、目視で見られる教材が
用意されていないのだった。
導通を調べるために、中途半端にコイルが切れて6本出ていたり
する教材が転がっていたもんだから、配線図は3本なのに
なんで6本出ているのか？！
もしかして、どれかがN点なのか？！
と散々D先生を問いつめていたお姐であった（自爆）
更に、あまりに気になって、
「電気装置」の教科書（6300円もしてびっくり）まで
一階にある事務所で購入してしまった
お姐である(*＾0＾*)←知りたがり暴走
「昨日、遅くまで飲んじゃって家帰ったの2時過ぎで
ほとんど寝てないんですよ。でも、良かった。
ちゃんと昨日夕方用意して帰ってて。」
そういいながら、D先生が示したコイルには
三相が重なっているN点が見事にわかるように
見えていた(*＾0＾*)
むろんダイオードも8個、配線図と全く同じ配置である。
「先生、これだと分かりやすいですね！！！」(*＾0＾*)
「そう言ってもらえると、用意した甲斐がありますよ。
本当はわれわれは、毎回、配線図と同じ教材を用意して
説明しないといけないんですよね。
じゃないと、生徒さん混乱しちゃいますから。
これは本当は、車の検査員研修で使う教材なんですよ。」
D先生はにっこり笑った。
コーヒーは冷たくなってしまったけれど
お姐の心は温かくなった
D先生は、シンセツ（笑）な時もあるけど
やっぱり凄い親切でいい先生(*＾0＾*)/←いまさら言ってる