それは食後にカキを誰が剥くかの論争から始まった。
そういえば、、同居人・小は料理はできるが
なぜか果物を剥かない。
「ねえ、剥いてよ。ママがご飯作ったし。」(*^0^*)←いばっている
「いや、ムリ。」
「なんでカキ剥いてよ。カキ」(*^0^*)/←大人げない
「果物は、包丁はムリ、皮むき器で剥くよ。」
「え” そんなの子供が見たらそれが正しいと思うから変だよ。」(*^0^*)
「ふつうは包丁で剥くけど、できないからって断ってむくからいいよ。」
「なんで?練習しなよ。」(*^0^*)←しつこい
「だからぁ、歯が逆だからあぶないんだよ」
「へ?・・・・」(^0^;;;
「大体さあ、なんで左利きを直さなかったのさ?」
「へ?直すもんなの?」(^0^;;;
「はさみは右で使えるけど、包丁は左なんだよね、だから歯が逆で
みんなにも手を切りそうだって怖がられるんだよ。」
「ぢゃあさ、なんではさみ右で使えるの?」(*^0^*)←能天気な親
「だからぁ、はさみはおばあちゃんに直されたからだよ。なのにママはなんで直さなかったのさ。
フツーは将来苦労するからって直すらしいぢゃん。みんなは親に直されたって言ってるよ。」
「いや、、、せっかく左利きで生まれてきてるわけだからさあ、、、」(*^0^*)←右利き
「色々苦労したんだよね、習字とかも逆だと筆が逆になるし
直してくれればよかったのに」
20年も経った今更だが、
左利きって世間では直すものなんだと、知ったお姐である(*^0^*)←のんき
ただ、お姐的には、左利きになるには何かしらの理由があり
理由があって生まれ備わったものに対して後天的に曲げるのは
やっぱりどうかと思う(*^0^*)←折れない
そもそも直すとか直さないとかではなく、ただのマイノリティなのだから。
数日後・・・
「あのさ、アマゾンで買っといたから。」(*^0^*)
「え?」
「両刃の左右兼用包丁」(*^0^*)/
「今度はカキ剥いてね」(*^0^*)←懲りない母
家庭内クレーム対応?・・・の巻
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