先日、ツーリング帰りにいきなりエンジンが
かからなくなったと、飛び込み来店でお預かりした
W400のお客様が修理上がりで来店された。
「雨だからどうぞ(*^0^*) 」
と差し上げたつもりのお姐のビニール傘をきれいに干して
お返し下さった。
しかも
「本当に助かりました!」
という言葉と共に菓子折りが付いてきた(^0^;;;;
その時は、もちろん大恐縮していたお姐であったが
「バリバリバリ」←包みを破いている音
「わーい、王選手(←年代バレバレ)のナボナだ(*^0^*) 」
と有りがたく頂いたのは、言うまでもない(自爆)
夜になって元不良?(←超失礼)2人組の片割れOくんが
注文していたZX用の羽を取りにやってきた。
いつものように仕事帰りのスタイルだった。
「ママ、なんか飲みます?」
「わーい、飲む飲む~(*^0^*)/」←何故かママと呼ばれている
Oくんは、隣のコンビニで暖かいコーヒーを
買ってきてくれた、多摩店に来るようになって
初めてである(じーん)
「Dくんもこの前ダブルヘッダーだっていって目を真っ赤にして
来たけど、、二人とも遅くまでがんばるね。」
「今日はDとは、違う現場だったんですよ。」
「職人さんってさ、朝早いから仕事も上がり早いかと
思ってたけど、アンタ達、遅いよね。よく働いてえらいね。」
「いや、本当疲れますよ。」
「あー、Oくんの買ってくれたコーヒーおいしい(*^-^*)」
「そうでしょ?オレが汗水たらして稼いだ金で
買ったんですから。。」
「ほんと、ほんと、さいこぉ(*^0^*)/ ←超ハイテンション」
「あ そうだ、特別にナボナあげるね。今日お客さんに
頂いたんだ(*^0^*)←既に私物化」
「そういえば、Dくん子供いるけど、Oくんは
子供いないの?(*^0^*)」
「オレはひとりっす。」
「カノジョは?(*^0^*)」←根掘り葉掘り(爆)
「いやぁ、こんな仕事してると出会いとかないっすよ。
それにオレ人見知りで女の人と目を見て話すこと
できないんですよ。」
「え”? 今、お姐の目みて話ししてんぢゃん(^0^;;;」
「あ” それってお姐は人ぢゃないって意味?(*^-^*)」
「ちがいますよぉ、、ママは慣れてるから話できるんですよぉ。」
それからOくんは仕事の話や身の上話を始めた。
-------小一時間が経過(笑)--------
「まだ若いから稼ぐことも大事だけど、いずれ
体力が続かなくなる年はやってくるからさ(実感中 自爆)
人生の進む道を常に考えながら生きたほうがいいよ。(*^0^*)」
「オレは、高校のとき思った人生があったんですけど
今、全然違うんですよ。親が色々あって、、
気がついたら学校もやめてこうなっていたというか、、、
だから、全然違うんです。」
「それは違うよ。自分が思ったのと違ったとしても
こうなるのが運命だったんだよ。
でも、沢山稼いでるし、体も健康だし、
違う道だったとしても、充分いい人生じゃない?(*^0^*) 」
「そうかぁ、、運命かあ、、そう考えるとなんかポジティブに
なれるなぁ、、、。」
「今の人生を良いと思って次に進まないとね(*^-^*)」
「・・・なんか、オレいい説教されちゃいましたね(笑)
また差し入れもって遊びにきます!」
Oくんは元気に帰っていった。
ずっと黙って話を聞いていたお嬢が
「Oさん、怖そうな感じだとずっと思ってましたけど
根は純粋でやさしくて、しっかりした人なんですね、、、」
と言った。
優しい態度が取れる人と
本当に優しい人とは一見似ているようでいて
まったく異なるものである。
ちなみに言うまでもないが・・・・
Oくんは後者で
お姐は前者である(*^0^*)←凡夫まるだし煩悩人生
ホームラン王?・・の巻
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