「おい!イびょん!(←新人くん)トラックしまっとけ!」
「はいっ!」(直立不動)
代表に言われたイびょんは、雨の中、
トラックをバックさせに出て行った。
お姐とお嬢は特に気にも止めず、店内で話をしていた。
そこへ代表がやってきた。
「おい!なんかガシャンっていわなかったか?」
「へ?そぉですかぁ?何も聞こえません
でしたけどぉ」(*^0^*)←お喋りすると何も聞えない人(爆)
「念のため、後ろ見てやれ!」
「わかりましたぁ。」(*^0^*)/
お姐がでていくと、ちょうどトラックが
代表の車の付近に下がっていたところにみえた。
(^0^;;;;;;;;;;;;;;;;
「あ”ーーー!イびょん、前に出ろ!出ろ!!」(^0^;;;;
(バリバリバリ・・・)
イびょんは、慌ててトラックから降りてきて
事の重大さに気がついた模様(*^0^*)←他人事
が なんとイびょんは
そこで、お姐の想像を絶する行動にでた!
「あーあーーーーあーーーーーーっ」
と叫んだきり、地面に頭をつけうずくまったのだった。(^0^;;
イびょんは、バイクの運転はもちろん得意だが
ぢつは、車の運転(マニュアル)が大の苦手(笑)
しかも熊本から直送?状態なので、
東京の道もわかるわけがない。
そんな状態で日々、代表を隣に乗せて(←サイアク(*^0^*)←こら!)
練習という名で運転の仕方や、道の間違いを、
唸り飛ばされる日々を送っていたのだった。
代表が店に着く
イびょん→直立不動状態(笑)
代表が唸る
イビョン→固まる(笑)
噂によると・・最近、お嬢はイびょんの緊張姿勢を見て
代表が到着したことに気がつくらしい(笑)
本店に行っても、
「おい! イびょん、モタモタすんな!!(怒)」
とやるもんだから、
は、イびょんに同情、、、相当優しいらしい(笑)
代表の車の隣で
「あーーーーあーーー、、なんてことを、、あーーー」
といいながら、うずくまったイびょんには
さすがのお姐も声をかけられなかった。。
代表の溺愛している愛車を傷つけたと知ったら・・・・
合掌・・・・で済むわけない?
(やむをえまい)
「スタスタスタスタ」←走っている音
「バタン!」←事務所のドアが開く音
「代表ぉ~! 代表の車、
バリバリっと逝ってますぅ~」(*^0^*)←元気よく!
「・・・・。」
「ツカツカツカツカ」←ガラス戸へ歩み寄る音
「ガシャー」←事務所のガラス戸が開く音
雨の中うずくまっていたイびょんは
立ち上がった・・・と思ったら
代表に走り寄り、
なんと今度は土下座(汗)
・・・というスゴイ行動に出たっ!!!
注:演技ではないホンマもんの土下座である。
「申し訳ございませんっ、、、、、。」
そんなイびょんには、何も言わず、
代表は車に乗り込んで、店の真横の明るいところへ車を移動。
「おい、イビョン、トラックちゃんと寄せろ。」
(いつものように怒鳴ってないところが、妙にコワイ)
「は、はいっ!」(直立不動)
トラックを寄せてイびょんが代表に駆け寄ってきた。
「イびょん、ラビングで、磨け。指でやれ。」
「はい!」
「おい、オマエ」
「は、はい!」
「合羽着てやらないと風邪ひくぞ。」
そう言って代表は去っていった。
降りしきる雨の中、イびょんは必死で
代表の車の傷を磨く。
でも、手は震えているし(極度の緊張)、
雨で濡れていてラビングは用をなしていない。
みかねてお姐が声をかけようと思ったら、
「イびょんさん、ラビングは、濡れていたらあまり
効果ないのよ。ほら、こうやって拭いてから、、」
といってお嬢が手伝い始めた。
(お嬢、おねえさんみたい)
そして、お姐は二人の上にビニール傘を
差して立っていただけ(*^0^*)←結局役立たず
傷はなんとか目立たなくなったものの
やっぱり線は消えない
イびょんは、事務所の代表に走って報告に行った。
お姐とお嬢は、相当唸られるのだろうな、、、と
気の毒に思っていたが、
不思議と事務所から、代表の唸り声は聞こえてこなかった。
イびょんが戻ってきた。
「イびょん、スゴイ怒られた?」(^0^;;;
「い、え。」
そこへ代表がやってきた(^0^;;;;
「イびょんな、オマエが将来少しエラくなって舎弟が
できるとするな?」
(シャテイ????(^0^;;;;やっぱりココは北チョーフ?)
「はい。」(やはり直立不動 笑)
「その舎弟が、オマエの大事にしている
メルセデスだか、ポルシェだかを
ぶつけたときは、オマエも同じようにラビングで指で
磨かせるんだぞ。わかったか。」
「はい!」
代表はにっこり笑って事務所へ帰って行った。
よっ 代表の 『太っ腹!』(*^0^*)/
さすが メタボ選手権・第三位(*^0^*)←ぼこん!ぼこん!
イびょんの涙・・・?の巻
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